斜視の治療、矯正法・手術と原因他

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斜視の種類

斜視はその眼位により「内斜視、外斜視、上斜視、下斜視、回旋斜視」に分けられます。

内斜視とは、黒目が内側に寄ってしまう斜視のことで、先天性の場合と、遠視が原因のものとがあります。

外斜視とは、黒目が外側に向いている状態のことで、遠くを見るときやぼんやりしているときに、片目が外側にずれてしまうというものです。

しかし、この斜視は、視力も良好で不自由がないので、急いで手術などの治療矯正などをする必要はありません。ずれが目立つ場合や、美容的に気になる場合などは手術をします。

上斜視は、片方が正常な時、もう片方が上を向いている状態、下斜視は、その逆のことをいいます。回旋斜視とは、斜視眼の方向が確定せずに移動するものです。

斜視治療の種類

斜視治療は、その症状・種類により、それぞれ方法が異なってきますが、斜視の多くは原因はハッキリしていません。

眼球には各6個ずつ筋肉がついていて、両眼合わせて12個の筋肉を使って、物を見ています。斜視の原因は、それぞれを支配する筋肉の神経が麻痺する麻痺性斜視の場合もありますが、多くは原因不明で、両目の筋肉のバランスが僅かに崩れているために起こっているものと考えられています。

斜視治療には、眼鏡・コンタクト矯正、遮閉治療、点眼薬、手術などがありますが、遠視以外の場合や、眼鏡で矯正しても位置がまっすぐにならない時は、手術の必要があります。

遠視が原因の内斜視の治療には、眼鏡による矯正をします。遠視の場合は、これだけで良くなることがあります。しかし、遠視以外が原因の斜視の場合や、遠視でも眼鏡で矯正できなかった場合は、手術により、目を動かす筋肉の位置を変えて眼位を矯正する必要があります。

斜視手術前の訓練

遠視以外が原因の斜視治療には、手術が必要ですが、片方の目が斜視弱視の場合、視力を回復してから手術しなければ、また斜視になってしまいます。そのため、手術前に「健眼遮閉法」という訓練を行い、視力を回復しておく必要があります。

その方法は、良いほうの目をアイパッチという絆創膏のようなもので遮閉したり、または、目薬をさしてわざと見えにくいようにして、視力の弱いほうの目の視力回復を図るというものです。

手術でも両眼視が改善されなかった場合、更なる訓練が必要になることもあります。

大きな病院の眼科などでは、専門の視能訓練士が弱視治療、斜視矯正訓練、立体視獲得訓練などを行ってくれるところや、斜視外来のあるところもあります。

斜視治療、手術の種類

斜視治療における手術は、目の周りの筋肉のバランスを整えるために行われ、その方法は、主に二つあります。

一つは、眼球についている目の筋肉を後ろにずらす「後転法」、もう一つは目の筋肉を縫い縮め、位置を眼球の前方にずらす「前転法」です。

手術は点眼麻酔で行われ、大体30~40分程で済みます。乳幼児の手術の場合、安全のため、全身麻酔で行われます。術後、結膜が赤くなる場合がありますが、これは徐々に落ち着いてきます。術後、1ヶ月間はプール禁止です。

しかし、手術しても弱視になっている場合や、術後しばらく経つのに両眼視がうまくできない場合は、視力回復のため、更に訓練をします。訓練しても治らない場合は、再手術を行うこともあります。また、斜視手術には、健康保険がききます。

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